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海外旅行やインバウンド対策など外国人との会話で役立つのが「音声翻訳機」です。
機械に向かって話しかけるだけで、AIが自動的に外国語に翻訳してくれます。
ただ、一口に翻訳機といっても、現在いろんな翻訳機が販売されており
- 翻訳機は種類が多くてどれを選べばいいのかわからない…
- それぞれどこが違うのか知りたい
- 自分にピッタリの翻訳機はどれ?
といった悩みがある方が多いのも事実。
そこで、この記事では、おすすめの翻訳機をランキング形式・比較表などを使って紹介していきます。
選び方も合わせて解説するので、ぜひあなたにピッタリの翻訳機をみつけてみてください!
この記事の目次
音声翻訳機の選び方
音声翻訳機を選ぶときに必ず押さえておくべき点は以下の3つ
- 自分が翻訳したい言語に対応しているか?目的は何か?
- ネット環境は必要か?
- 双方向か?片方向か?
自分が翻訳したい言語に対応しているか?目的は何か?
渡航先での公用語や、使いたいシチュエーションの言語に対応しているかは必ずチェックしてください。
当たり前ですが、マイナーな言語ほど対応している翻訳機は限られます。
なお、翻訳精度はどの機械も大差はありません。
その理由は、どの機種も翻訳エンジンをGoogle、百度(バイドゥ)、VoiceTraを利用しているからです。
目的も、人によって違いますよね。
- 海外旅行でショッピングやレストラン、ホテルで使用したい
- 会話はできなくても、最低限言いたいことが伝わればいい
- 海外出張や外国人との会議で使用したい
- インバウンド対策で利用したい
- 国際イベントやスポーツイベントで利用したい
など、いろいろと目的があり、翻訳機にも向き不向きがあるので事前に把握しておくといいです。
ネット環境は必要か?
音声翻訳機には、インターネットに接続するオンライン型、接続不要のオフライン型、両用型の3種類があります。
オンライン型 | オフライン型 | |
特徴 | インターネットに接続して翻訳するタイプ。 ほとんどがこのタイプ |
ネット環境に左右されず翻訳が可能なタイプ。 イリーがこのタイプ |
メリット | 長い文章も翻訳可能 対応言語が豊富 |
ネット環境に左右されない 翻訳スピードが早い |
デメリット | ネットがないと使えない ネットが遅いと翻訳も遅い |
短い文章しか翻訳できない 対応言語が少ない |
「POCKETALK(ポケトーク)」を筆頭に、ほとんどの翻訳機がネット接続が必要なタイプに当てはまります。
「ili(イリー)」はオフライン型でネット接続なしで手軽に使うことが可能です。
それぞれ上記のとおり、メリット・デメリットがあり、基本的にはオンライン型が現在、主流になっています。
なお、オンライン型をインターネットに接続する方法は次のとおり
- SIM:グローバルSIMを内蔵しているタイプは電波が届くところではどこでもネット接続が可能
- Wi-Fi:レストランやホテル、カフェなどのWi-Fiを使ってインターネットに接続
- テザリング:スマートフォンで利用している4Gや3Gといった携帯電話の通信網に、翻訳機を接続
いちいちWi-Fiに接続するのが面倒であれば、グローバルSIMを内蔵しているタイプがおすすめです。
双方向か?片方向か?
必ずチェックすべきは、翻訳機の方向性です。
片方向のタイプだと、日本語→外国語には翻訳ができますが、外国語→日本語には翻訳ができません。
そのため、自分の伝えたいことを最低限伝えるということしかできず、会話には不向きなので注意していください。
双方向 | 片方向 | |
特徴 | 双方向に翻訳ができる ◯:日本語→外国語 ◯:外国語→日本語 |
片方向にしか翻訳できない ◯:日本語→外国語 ×:外国語→日本語 |
メリット | 外国人との会話を楽しめる | 必要最低限の内容に特化 |
デメリット | なし | 会話・商談には不向き |
音声翻訳機おすすめランキング
おすすめの音声翻訳機をランキングで紹介していきます。
1位:POCKETALK S(ポケトークS)
価格(税抜き) | 19,800円(グローバル通信あり) |
対応言語 | 74言語 |
ネット接続 | オンライン |
翻訳の方向性 | 双方向 (日本語⇄外国語) |
翻訳スピード | 約0.6秒 |
サイズ(mm 長さ×幅×厚さ) | 121.8 × 33.0 × 13.0 |
重量 | 100g |
バッテリー(連続使用時) | 約7時間 |
さんまのCMでも有名なAI翻訳機である「POCKETALK(ポケトーク)」
今まで本記事ではポケトークWを紹介していましたが、2019年の12月にカメラ翻訳機能がついた最新版のポケトークSが発売されました。
操作も簡単で直感的にでき、翻訳もサクサク、長文の翻訳・翻訳精度ともに優れバランスが取れているためイチオシ!
グローバルSIM内蔵型だと、海外でもいちいちWi-Fiに繋ぐ手間も省けるので便利ですよ。
翻訳機でどれを選べばいいのかわからないという方は、最新版のポケトークSを選んでおけばOKです!
- 翻訳機選びに迷ったらこれ!
- 海外旅行で会話を楽しみたい方。ビジネス、商用で翻訳機が必要な方。
ポケトークWの評判や口コミは?【実際にタイ語も使ったレビュー!】
2位:ili(イリー)
価格(税抜き) | 19,800円 |
対応言語 | 3言語(英・中・韓) |
ネット接続 | オフライン |
翻訳の方向性 | 片方向 (日本語→外国語) |
翻訳スピード | 約0.2秒 |
サイズ(mm 長さ×幅×厚さ) | 121.8 × 33.0 × 13.0 |
重量 | 42g |
バッテリー(連続使用時) | 約2時間 |
「ili(イリー)」はネット接続不要(オフライン)で、日本語から英語・中国語(北京語)・韓国語の3言語への翻訳に特化しています。
インターネット不要なため0.2秒と高速で翻訳できるのがウリなのですが、片方向なため、外国語→日本語への翻訳はできません。
外国語の聞き取りできないため会話には不向きで、最低限言いたいことを伝えたい方におすすめです。(広東語は非対応)
- 会話は必要なく、最低限自分の言いたいことを伝えたい方
- 手軽にオフラインでサクッと言いたいことを翻訳したい方
3位:MAYUMI3(マユミスリー)
価格(税抜き) | 29,800円 |
対応言語 | 86ヶ国語 |
ネット接続 | オンライン/オフライン両用 |
翻訳の方向性 | 双方向 (日本語⇄外国語) |
翻訳スピード | – |
サイズ(mm 長さ×幅×厚さ) | 126.8 × 53.8 × 13.5 |
重量 | 125g |
バッテリー(連続使用時) | 約7時間 |
オンライン/オフラインどちらにも対応しているのが、「MAYUMI 3」です。
特徴的なのが、カメラで写した内容をテキスト翻訳できるOCR翻訳・カメラ翻訳といった機能で、レストランのメニューや地図、標識の翻訳もバッチリ。
この他にも、
- 録音翻訳:ボイスレコーダーにもなる。英語・中国語・広東語を録音する場合は、録音内容を約1時間、翻訳することも可能
- グループ翻訳:インターネット接続で遠隔地での会話が可能。多国籍企業での電話会議などにも利用できる
といった機能もあります。
日本語、中国語、英語、韓国語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語は、オフラインでも双方向で音声翻訳ができて便利ですよ。
- カメラを利用したテキスト翻訳も使ってみたい方
- 録音翻訳、グループ翻訳機能を使ってみたい方
4位:Langie (ランジー)
価格(税抜き) | 29,800円(SIMなし) 36,500円(国内通信SIMカード付) |
対応言語 | 53ヶ国語(13言語はオフライン対応) |
ネット接続 | オンライン/オフライン両用 |
翻訳の方向性 | 双方向 (日本語⇄外国語) |
翻訳スピード | – |
サイズ(mm 長さ×幅×厚さ) | 48 x 148 x 17 |
重量 | 125g |
バッテリー(連続使用時) | 約5時間 |
「Langie」もオンライン/オフラインどちらにも対応した翻訳機です。
デカいスピーカーに丸い液晶画面という独特のインターフェースが特徴的。
音声入力も可能な電子辞書、単語学習 Word200、日常会話 フレーズ160、リスニング、ワイドFM ラジオ、音楽、動画再生、画像閲覧、拡声器、ボイスレコーダー、時計、アラームと他にはない機能もあります。
オフラインでも利用できる言語は、イタリア語・インドネシア語・オランダ語・スペイン語・ドイツ語・ヒンディー語・フランス語・ポルトガル語・ロシア語・韓国語・日本語・英語・中国語(簡体字)となっています。
- 多機能を求める方
- オンライン/オフライン両用がほしい方
5位:ez:commu(イージーコミュ)
価格(税抜き) | 29,780円(国内データSIM付) 26,780円(SIMなし) |
対応言語 | 48カ国語 |
ネット接続 | オンライン |
翻訳の方向性 | 双方向 |
翻訳スピード | – |
サイズ(mm 長さ×幅×厚さ) | 112 x 43 x 12.3 |
重量 | 72g |
バッテリー(連続使用時) | 約8時間 |
オンライン型の翻訳機が「ez:commu」です。
最大の特徴は、4つの翻訳エンジンに同時にアクセスできること。
従来の翻訳アプリやクラウド型AI翻訳機は、 1言語に1つの翻訳エンジンの利用でしたが、ez:commuは4つの翻訳エンジンに同時にアクセスし訳を比較するため精度の高い翻訳が期待できます。
2人以上のグループ翻訳にも対応しており、多国籍会議や海外出張、国際イベントなどにも心強いです。
- 多国籍会議、海外出張などで翻訳機が必要な方
- 海外旅行、インバウンド対策で翻訳機を使いたい方
音声翻訳機を徹底比較
各翻訳機のスペックを比較表にまとめてみました。
表は横にスクロールできます。
翻訳機名 | ポケトークS | イリー | MAYUMI3 | Langie | ez:commu |
---|---|---|---|---|---|
価格(税抜き) | 29,800円 | 19,800円 | 29,800円 | 29,800円 (SIMなし) 36,500円 (国内通信SIMカード付) |
29,780円 (国内データSIM付) 26,780円 (SIMなし) |
対応言語 | 55言語 | 3言語(英・中・韓) | 86ヶ国語 | 53ヶ国語(13言語はオフライン対応) | 48カ国語 |
ネット接続 | オンライン | オフライン | オン/オフ両用 | オン/オフ両用 | オンライン |
翻訳の方向性 | 双方向 | 片方向(日本語→外国語) | 双方向 | 双方向 | 双方向 |
翻訳スピード | 約0.6秒 (旧型のポケトークW) |
約0.2秒 | – | – | – |
サイズ(mm)長さ×幅×厚さ | 91.6×53.8×11.5 | 121.8×33.0×13.0 | 126.8×53.8×13.5 | 48×148×17 | 112×43×12.3 |
重量 | 75g | 42g | 125g | 125g | 72g |
バッテリー(連続使用時) | 約4.5時間 | 約2時間 | 約7時間 | 約5時間 | 約8時間 |
公式サイト/商品ページ | こちら | こちら | こちら | こちら | こちら |
まとめ|翻訳機に迷ったらポケトークSがおすすめ!
いろいろ紹介しましたが、どれにするべきか迷ったらバランスの取れていて人気のポケトークSがおすすめです。
現在ポケトークには、ポケトークSとポケトークWがありますが、最新版のポケトークSにはカメラ翻訳機能が追加され、コンパクトで軽くなりましたが、画面サイズは大きく見やすくなりました。
詳細は下記の公式サイトをご覧ください。
ポケトークWを実際に使ってみたレビューは下記にまとめたので参考にしてみてくださいね。